2006-01-26から1日間の記事一覧
歌集中、自然詠は冒頭部分だけでも 朝日受け寝台列車の運び来し雪のかたまり枕木に落つ アメンボの細長き脚ふんばれば水の面のわづかにへこむ 七月の水田の水の見えぬまで稲の高さのそろひて伸びる 霧深き山頂も立ちフラッシュをたけば光の白く広がる これら…
昨日付けの日記にて「記号を使い、ルビを多用して、実験的な試みも見られるが、成功しているかどうか、私としては不明である」と書いているのだが、寧ろ今は「ルビの多用」により、風間博夫は自作品の再構築をしているのではないかと思い出している。 下の文…