いえはほどく

急激なアクセス数の増加に、うろたえなかったと言うと、嘘になる
大いに狼狽したのだ。
弱小結社に所属する、無名のそれも子持の閑職者のブログである。
そんな私に、中学生の息子が「大丈夫だよ。Meikoなんて田舎のオバサン、みんな気にしてないから、すぐに忘れちゃうよ」そして「残って読んでくれる人なんて、ほんの僅かだから、のんびりやりなよ」と言ったのだった。
『親が無ければ子が育つ』と書いた文学者は、誰だったろう。
子は愚かな親を反面教師として、賢く育ってくれるだろうか。蛙の子はやはり蛙なのだろうか。

今日の短歌は、私の所属している結社の大先輩にあたる、西村としの作品である。この人も、福岡県の豊前市に住む無名の歌人の一人である。